文芸漫談  ガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」
文学をテーマに、メディア界の異才いとうせいこうさんと芥川賞作家の奥泉光さんが読み解く、面白くてためになる漫才形式のトークショー――今回はノーベル賞作家ガルシア・マルケスの異色小説『予告された殺人の記録』。
『百年の孤独』がノーベル賞を受賞したことでラテン文学ブームを巻き起こしたガルシア・マルケスのこの作品は、彼の身近で起こった殺人事件を取材したドキュメント小説ですが、はたして?
【詳細情報】
出演者 いとうせいこう(作家、クリエーター) 奥泉 光(作家)
日 時

5月22日(土) 18時30分開場 19時開演

場 所 北沢タウンホール
入場料 2,000円(全席自由席)
申込み 北沢タウンホール事務室 tel 03-5478-8006 fax 03-5478-8007 K・企画  tel 03-3419-6318
館長後記

とかく難解だと思われがちなノーベル賞文学ですが、この作品は比較的読みやすい作品です。ただ読了後、いくつかの謎が残り、その辺が今回の聴きどころでした。
複雑きわまる人間関係を奥泉さんが手書きの表にまとめ、いささか旧式のOHPでスクリーンに映し出し、解説するという新機軸(!?)。ポインターの代わりに奥泉さんがシルエットで指差しながらのパフォーマンスが絶妙なおかしさを誘って印象的でした。
ちなみに下北沢の書店さんでは『予告された殺人』の文庫版が品切れ状態になっていました。きっと文芸漫談効果だろうと思います。

テーマがあまりポピュラーでないことからお客様の入りが心配されましたが、ふたを開けてみたら上々の入りでした。さすがにサブカルチャーの街・下北沢のお客様です。
次回は9月22日(土)、満員のお客様を目指して、切り札ともいえる夏目漱石の『坊っちゃん』です。お早めにご予約をすませ、お楽しみに!